車検でお預かりのGTO。 オイル漏れなどもありましたので、事前に整備を行い車検も受けてきました。

リアバンク側のヘッドカバーパッキンからのオイル漏れ。 念のために併せて前バンク側のパッキン類も保全交換しました。
(外したら前側はすでに1回交換された形跡がありました)
リアバンク側のヘッドカバーの組み付けは、中期型以降はエンジンハンガーとカム角センサーのエンコーダーが邪魔してなかなかうまく入りません。 コツがいります。 なんでこんな狭く設計したんでしょ? もうちょっとハンガーを上に起こしてくれれば装着もスムーズにゆけるのに・・・。 毎回不思議に思う箇所です。

車検も無事完了し、残すはガルウイングの取り付け。 今回は当方が偶然にも?持っていた中古品を装着です。
右と左でガルウイングの種類が違うので、ヒンジの形状も異なります。
そのあたりはオーナーさんもご了解いただきましたので、早速加工作業。

ボディー側も加工してこんな感じ。

ハーネスも延長し、補強溶接も施し、シーリング処理をしてブラックで塗装。
こちらは完了。

同じ要領で反対側も・・・。


ドアあがりました。


サイドステップの前側の干渉部分をカットして、外装を組み付けて完了です。

手持ちの中古キットがあったので、今回はリーズナブルな金額で取り付けできたと思います。
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- 2016/10/30(日) 13:05:14|
- 加工取り付け/ワンオフ製作ほか
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ブログ更新大変ご無沙汰状態でした。
ここ最近、親戚が入院、その直後母親も入院、他いろいろとバタバタありまして、更新する余裕も気力もなく、3週間がたってしまいました。 ネタは溜まっていますが、なかなか良いペースで更新がままなりません。 すみません。 ちょいちょい復帰してゆきたいと思います。
こちらは常連さんのお車。 GTOですが、アメリカの姉妹車ダッジステルス仕様にしてある車です。
ぶつけられてしまったとのことで、保険修理での作業です。
接触速度は遅かったようですが、塗膜がごそっとそげ落ちてしまっているます。 黒いのがバンパーの素地(下地)です。

素地がみえてしまっていたので、塗膜の状態を確認しようとカッターでカリカリやっていたら・・・。
あわわわわわ・・・・・・。 大変なことに・・・・。
元色はパールホワイト?の純正色だったようですが、純正塗装の密着がおちていたようで、どんどん剥がれ落ちてエラいことに・・・。 どこかで密着不良が止まってくれると期待しながら結局こんな始末。

取り外して反対側も調べてみたら、こっちもかよっ!って。
部分部分塗膜が残っているのは、密着がまだ効いている箇所です。
中途半端でも塗膜の段差が後から出てきてしまうので、目立つところはそぎ落とし&削り落としで、できるだけ落としてしまいます。

段差も消しこんでから、脱脂後一旦プラサフ(プライマーサフェーサー)を吹いて、密着を上げつつ、キズや塗膜段差箇所のパテ修正。

もう1回サフェーサーを塗って肌の確認。

んでもって塗装。 きれいな色ですね。 GTOの初期型のみに設定のあったフィジーブルーパールという色です。 透過率が高い(隠蔽率が低い)ので、染まりが悪く、塗り重ねの回数の違いで濃さが違ってしまうという、きれいだけどなかなかやっかいな色だったりします。



無事完成。
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- 2016/10/27(木) 09:52:07|
- エアロ加工/塗装 など
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マクラウドさんからいよいよ発売になりますね。
しばらく欠品(完売)状態で、欲しくても入手できなかったグースタイプアームガードですが、FRPで復刻です。
まずは少量生産分しか無いようですので、みなさん急ぎましょう! 品切れ必死です。

今週末(明日/明後日)に、モグラハウスさん主催のウルトラモーターフェスティバルが富士山の麓で開催されます。

初日が2輪DAY、2日目が4輪DAYらしいです。
昨年/一昨年と参加させていただいていたので、今年も!と思ってはいましたが、いかんせん仕事関係がバタバタしており、残念ながら今回は参加できそうにありません。 参加できそうなら事前にメンバーさんたちにも声かけしているもんね・・・。 悔しいけど、仕方ないね。 次回参加したいとおもいます。
7月のMADMAXイベント以来、バイクに全然乗れてないなぁ・・・。 バッテリーもあがってしまいそうだよ・・・。
仕事もストレスも溜まっているので、バーっと走ってきて気分転換でもしてきたいものです。
最近、15年来の常連さんでもあり、良き友人でもある方が病気で入院してしまったとのこと。 心配です。
館山ではないのでちょっと顔出しにっていうわけにもゆかず、なかなかゆけていない状況ですが、来週にはお見舞いに行ってきたいと思います。
Uくん! 大変だと思うけど、君なら病気にも勝てるよ! 応援している! 早く良くなってまた遊びに来てくれ!!昨晩、親戚も脳梗塞で病院に運ばれ入院してしまいました。 ウチの親父も脳梗塞で倒れたのでとても心配。
幸い病院に連れて行く判断が速かったらしいので、命に別状はないらしいのですが、まずは2週間入院となってしまったらしい。
こちらもお見舞いにゆかないとね。
最近こういった突然の連絡でびっくりすることばかりです。 皆心配でならない。
最近の自分はいろいろあって心も体も不安定・・・。 気をつけていてもいつどうなってしまうかわからないから自分自身にも心配です。
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- 2016/10/07(金) 09:24:17|
- バイクネタ
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ちょいと最近更新が滞っております。 バタバタしていてすみません。
間が開いてしまいましたが、GTOエアロ加工の続きです。
画像も溜まってしまったので、今回結構一気に載せてしまいます。
前回まではワンオフ加工したリアバンパーの下地処理まで掲載していましたが、いよいよ終盤にさしかかってきました。 塗装に入ってゆきます。
画像では一見白に見えますが、バイオレットパール(3コート)のホワイトです。
最近はここずーっと天気が良くなく、晴れの日がほぼ無い状態でしたので、なかなか自然光の下での色合わせができなくて、進行が停滞状態でした。 わずかな天気の合間を縫って、パール感を合わせて調色しました。
塗装部品が多いので、雨が降らない合間を使って、テンポ良く複数回に分けて塗ってゆきました。(今年雨多すぎだろぉ~!って怒りたくなります。マジで。)
リアバンパー、サイドステップ、リアウイング(両端)他。



並行してリアフェンダー部分も。



2個一改造フロントバンパーも色が入るとイメージ変わりますね。

リアバンパー下部はこれからブラックで塗り分けます。

こんな感じ。

で、組み付け中。



テールカバーが未塗装だったので、追っかけで塗装中。 ZERO仕様を希望だったので、塗り分け中。

給油口もブリスター仕様になりました。


でもって、とりあえず90%完成~!



リアフェンダーダクトはダクト風のダミーブラック塗装です。 (実際に穴を開けてしまうと、雨風が進入し、リアフェンダー内の劣化が進んでしまうので、穴は開けていません)


レアな部品?のルーフスポイラーです。 数年前、当方でほんの短期間だけ試験的に製作/販売していたモノですね。 これは数年前のGTOの大規模ミーティングの際に、当方で協賛品として提供させていただいたものが、見事(じゃんけん大会?)でGETされたものらしいです。 ラッキーでしたね。 数年越しに取り付けできました。
結構レア度は高いと思います。


一応ほぼ完成が見えたと思ってオーナーさんと相談していたところ、検討していた最後の1点となんとしても付けたい!!と熱望され、1点追加制作となりました。 その制作にてこちらの車両はロールアップとなりそうです。
これから制作に入るので、完成したらまた掲載したいと思います。
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- 2016/10/06(木) 00:22:42|
- エアロ加工/塗装 など
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GTOのオーナーさんでもあるお客さんの仕事の車です。
運送業の為、軽とはいえ想像以上の距離を走る仕事車です。
荷物を積んで、丸1日中走るので車への負担もかなりのもののはずです。
マメに整備をされていた車でしたが、こればかりは仕方ないですね。
3気筒の内1気筒が圧縮なくなり、なんとか東京から館山まで走って入院しました。
連日使用する仕事車の為、修理で長期入院もできませんし、どの程度エンジンに影響がでているかわかりませんので、今回は修理ではなく、エンジン交換になります。 エンジンと併せて交換依頼のあったATのトルコンなどはすべてお客様の方で手配いただきました。

早速バラしてゆきます。
イス下エンジンはエンジン整備の何をするにもセンターのブレース(シフトやサイドブレーキの付いたパネル)を外さないと狭くて作業ができません。 エンジンおろすのももちろん邪魔になりますので、まずはここから外します。

接続されているハーネスやホース類を外してゆきます。
エンジンオイルやATF、冷却水もあらかじめ空に。
降ろす準備が整ったので、エンジンクレーンでつり上げてエンジンマウント*2個、ミッションマウント1個を切り離します。

ドアを外さず無理矢理エンジクレーンをつっこんだのでちょいと無理がありましたね(笑)
よくよく考えたら、いつも使っているリアエンジン用のハンガーを使えば良かったとこの後後悔しました。
なので、積み込む際はエンジンクレーンではなく、リア用ハンガーを使ってつり上げました。

こちらがオーナーさんが手配してきたエンジンです。 リビルト品?と思う位にキレイです。 23000km位のものらしいです。

降りました。




ATミッションを入れ替えます。 トルコンはリビルト品も届いていますのでこちらも交換します。


取り付け前に現物確認したらリングギヤの形状が違ったが(元の方は角が面取りされている)、車両データで適合確認は取ったそうなのでメーカー側にも確認取った上で取り付け。 元々付いていたトルコンのギヤも、セルモーターに突っつかれて結構摩耗していました。 壊れる前に併せて交換しておくというのは良い事ではないでしょうか? ついででミッションも降ろすからね。 良い選択だとおもいます。

この後折り返しで組み付けて、油脂類も入れて、バッテリーつないでエンジンオーン!
数度の沈黙の後、燃料回ってエンジンかかりましたが、一瞬普通にかかってすぐにエンジン止まってします・・・・???
燃料ラインにエアーでも噛んでるかな?と思い、その後もチャレンジするも結果は同じ。
オーナーさんに何年車のエンジンを買ったか確認すると、H25年らしい。
現車はH16年。 9年の開きがありました・・・まじか?。
もしかしたらエンジン制御が変わっていて点火が持続しないのかも・・・。 当方も詳しくないのでわかりませんが、まずはエンジンの該当年式に合うECU(コンピューター)を探してくださいとお願いしました。
現在ECUの到着待ちのため、一旦作業は中断中。
届くECUで無事掛かるといいな。
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- 2016/10/01(土) 11:04:10|
- 修理/整備
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