自動車/バイク改造屋日記

FRPのオリジナル商品製作や加工が主な仕事ですが、基本的にカスタム全般含めて、車/バイク/トラックと何でもやってます。 仕事の事から、趣味、その他のプライベートな事など書いて行こうと思います。  MADMAXが好きで名前の由来もまんまボスの「トゥーカッター」をパクッってます。(爆)

グースカウル ゼファー1100への装着&シングルシート併用のキャリアも加工 後編(完成)

完成です!
今回は当方での塗装は無いため(オーナーさんがご自身で塗装されるそうです)、サフェーサーでの仕上げ引き渡しとなります。

塗装後の完成が楽しみですね。 是非拝見させてくださいね。



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こちらはキャリア未装着状態での画像です。(このときはキャリア)脱着のためナンバーとリアウインカーは取り外した状態です。
慣れれば5分程度の時間で脱着が可能です。 

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キャリアの見た目はアラ(笑)がわかってしまいますが、キャリア使用時は荷物でほぼ見えなくなるかと思いますのでご了解いただきました。(サーセン!)  まあ実用本位で、あくまで脱着可能な後付け加工品ですので・・・。

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引き渡し時にオーナーさんとパチリ。
関東のオーナーさんですので、完成後は当方の内輪ミーティングにも顔をだしていただけるとの事です。
どんな色になるのでしょうね? 楽しみです。

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ゼファー1100制作の巻、完了です。
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  1. 2017/01/29(日) 04:07:49|
  2. バイクネタ
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グースカウル ゼファー1100への装着&シングルシート併用のキャリアも加工 中編

前回の続きとなります。

画像は付いていたゼファー1100用の社外品のキャリアです。 
よく見てみると塗装の黒ではなく、鉄の角材を溶接したものに硬質のラバーコーティングがされたような仕上がりとなっています。

溶接の箇所は、このコーティングをあらかじめそぎ落としておかないとゆけませんね。



グースのシートカウルに合わせ、幅を30ミリ足して溶接し直しました。
また前側はもう1本土台が有った方が良いと判断したので、角棒を切り出して一番前側に増設。

下からのフレームとの固定ブラケットになる部分をフラットバーで延長し、それに付く部位もC鋼を使って製作します。 裏側はナットを溶接し、ボルトにてキャリアが脱着ができるように製作です。
 
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溶接したところ。  シートカウルでほぼ見えなくなります。 問題なさそうです。

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キャリアを仮固定してみました。 よさげですね。

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でけた!

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ちょっと無骨なデザイン&サイズですが、まあ良しといたします。

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シートフレーム側もさび止め実施。

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ブラックで改めて塗装して完了! さほどめだたないからよしとしましょう!(笑) 

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  1. 2017/01/28(土) 00:02:42|
  2. バイクネタ
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グースカウル ゼファー1100への装着&シングルシート併用のキャリアも加工 前編

昨年末の最後のバイク作業ネタです。
ゼファー1100ベースでの加工は2台目だったのですが、今回は少々今までと趣向が違いまして、オーナーさんはこのゼファーでもたびたび長距離ツーリングに行かれるそうで、荷物を詰めるスペースは確保したい、でもグースのスタイルもそのままでなんとか両立できないものか?とのご提案。  事前に一度ベース車は拝見させて頂いていたので、なんとかなりそうですとの回答で制作に入りました。

 入庫の際は、できるだけ持ち帰りの部品を少なくする関係上、無くても走ってこれる部位に関しては外してきて頂きましたので、シートカウルやその他一部の部品は無い状態でのお預かりです。

足回りはダイマグホイールにオーリンズショック、ヨシムラのキャブに補強入りのスイングアームetcなどと結構走り重視のカスタムが施された車体です。  エンジンの反応もゼファーとは思えないようなレスポンスでした。



この、純正シートカウル対応のキャリアをなんとか加工してシングルシートカウル装着の状態で併用(脱着できるように)と考えています。 ロングツーリング時は装着。 それ以外でMADMAXを満喫したい場合は、スタイルを損なわずに綺麗にシングルシート仕様に5分程度で戻せることを目指します。

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まずはいつものようにバラしから始めて行きましょう。

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さて、作業開始!と思ったら、ウチにあるレーシングスタンドでは車体を持ち上げることができないの事が発覚! 
レーシングタイプのアタッチメントが無いと駄目なのねん? 買うのもバカらしいし、それまで待つのも我慢できないので、丁度の寸法の角パイプ(偶然あった)と、5ミリ厚の鉄板を引っ張り出してきて、プラズマカッターで切り出して急遽制作。 見た目はアレだが、まあ用を足せば良いので・・・。

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アッパーカウル保持部のプレート溶接です。 ここはガッチリ固定します。

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平行してアッパーカウルに対するカウルステーの制作。

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カウルの水平度やハンドル噛み込み猶予の確保、マフラーの逃げなどを加工しながら位置を出してステーを溶接。

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とりあえずアッパーカウルの位置は出ましたので、引き続きアンダーカウルの位置出しとステーの制作。

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んでもって、シートカウルの方も位置出しして固定してしまいます。

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シートは純正を寸詰めして、内側に巻き込んだだけの状態。 改めてオーナーさんが張り替えるか?そのままで行くかは検討するとのことですので、とりあえずアウトラインのみ整形しておきました。

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さてさて、次はシートキャリアの加工です。 次回です。
  1. 2017/01/27(金) 10:04:20|
  2. バイクネタ
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平成元年式キャリー 走行4万キロ・・・マジで?! 整備です。

昨年より依頼されていまして、なかなかできずに年明け作業になってしまいました。 28年落ちのスズキキャリートラック。 なんと走行4万km。 残ってるもんですねぇ・・・。  550ccの時代ですからね。

 なかなか良いお値段で購入されてきたみたいで、珍しいデフロック付きの4WD(4速MT)。 今時の車と違ってエンジンも結構やかましく、むしろうるさい領域の音です。  まあ排気漏れもしていたのでそれもありますが、昭和のメカノイズとでも言うのでしょうかね?
(偉そうなこといってすんまそん。 私はメカニックではないので・・・)

車検を取って、駄目そうなところは交換して!とのご依頼。

まずざっくり確認しただけで、
*マフラー排気漏れ&釣り金腐食で落っこちそう。  → 中間パイプ&マフラー本体共に交換しないと駄目。
*タペットカバーパッキン周辺からオイル漏れでマフラに降りかかってる。  → タペットカバーパッキン交換。
*乗用車タイヤ&アルミなので端替えないと駄目。 → バンタイヤに交換
*ラックブーツ切れ  → 交換。
*前回タイミングベルトはH17年に20000kmで実施。 すでに10年経過しているので、途中で切れるのも怖いので交換させてと進言。

このくらいでしょうか?

本当はあっちもこっちも整備/交換実施したいところですが、キリが無く、購入した車両購入価格を上回ってしまう?恐れが十二分にあるので、とりまえずまずは最低限で行い、必要に応じて判断しましょう!となりました。



まずは、純正/社外品で部品をそろえました。 一番の高額なマフラーは社外品があったのでセーフ!  中間パイプは純正のみの設定だったので仕方なく純正を取り寄せ。 こんな小さくても¥10600もしやがんの。 高けぇ・・・。

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マフラーも排気漏れ。 オイルがしたたって来てます。   28年落ちの割には車体下はまだマトモな方?だと思います。 室内の日焼けや劣化の具合からして恐らく車庫保管だったんでしょうね? 室内はバリ綺麗です。 

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カムシャフト周辺も綺麗ですね。 
デスビの車も最近見なくなったなぁ・・・。

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タイミングベルトやテンショナー他水回り系も交換。
ベルトは元の印刷も残っていたけど、ベルトにコシが無く、クタクタでした。 良いタイミングだったかな?

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おなじような作業は続くもので、こちらはアクティトラックHA7の4WD車のタイミングベルト他一式交換です。
アクティさんざんやってるから楽勝だっちゅーの!

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なんてのんきに構えてたら、ありゃりゃ? やっぱりコイツもOリング駄目じゃん!ということで、先日作業したようにカムシャフトホルダーのOリングも交換必須となり、引き続きバラしました。
・・・もう慣れたよ・・・。

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アクティ系のタイベル周辺のお約束の部品は常にストックしているので、いつものように一式消耗品を交換して完了となりました。
バンタイプに比べて、アオリを取ってしまえば下からと上からのアクセスが同時にできるから作業しやすいからトラックは良いね。 

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  1. 2017/01/24(火) 20:21:59|
  2. 修理/整備
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MC21SワゴンR エンジン載せ替え。

昨年末の作業ネタです。
車検半年残りでエンジンNGなワゴンRをもらってきました。
走行も17万kmだし、いまさら修理して乗ろうなんて奇特な人も少ないとは思いますが、私がその奇特な人ですので、直して乗りたいと思います。(いや、単に貧乏性なだけです。笑)

状態はといいますと、白煙モクモク、1発死んでいるみたいで全然走らず、息も絶え絶えでアイドリングすらままなりません。 オイル管理も悪かったようで、残念ながら心臓移植が必要な状態。 まあ一般的j判断では殆どがスクラップですよね。  ですが、RRターボの5速マニュアル車というちょっとおもしろそうなグレードだったので、一丁やったるか!と早速中古エンジンを探して、ヤフオクで1万円でGET!(しかーし!送料が¥8000も取られた・・・がびーん。 高けえょ・・・送料)  



とりあえず、年末の超忙しい状態の中でしたので、作業に空けられる時間も1日限り。 サッサと済ませちゃいましょう!

こちらがATミッション付きで届いた中古エンジン。 10万km走行で、白煙も無く実働車からの取り外しとのこと。 
ATは使わないので、この際どうでもよいです。 エンジンは多少の油汚れなどはあるものの、オイルフィラーキャップを開けてのぞき込むと悪くはなさそう。 圧縮も3発共にあるとのことなので、信じて作業に入ります。

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事務仕事やってたら、気が付いたら昼わまってるじゃんか?! やべぇ、いい加減始めよう。
で、バラし開始です。

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その傍ら、使用するエンジンの方も使わないATミッションを切り離したり、ハーネスを撤去したり(途中で切られているので、元のエンジンハーネスを引っ越ししなくてはなりません)と作業。

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で、使う方のエンジンは水が入らないようにして、高圧洗浄で簡単に丸洗い。
油っ毛を落としておきました。

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エンジン降ろし中。 (MCやMH系のワゴンRは過去にもさんざんやっていますので、なんてことないっす。)
ウチには大層な設備は無いので(笑)、有る設備でおろします。 軽のエンジン/ミッションなんて小さいしね。 楽勝楽勝。

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ズドンと下に降ろした状態。

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リフトの代わりにエンジンクレーンで空っぽの車体を持ち上げて、エンジン/ミッションを引っ張り出します。

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ピンボケですんまそ。

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カラッポだと気持ちがイイ。

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駄目エンジンとミッションを切り離して・・・。

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エンジンハーネスを引っ越しして。

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ついでなので、クラッチ/カバー、ベアリング類、リアクランクシール類も交換。  良いタイミングだったかも?
半年乗れればいいや!の車にあまりお金をかけても仕方ないですが、この際引くに引けないので(笑)、新品をおごっちゃいました。

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折り返し作業で夜に完成! 翌朝試乗してOKでした。
現在は代車にて活躍中。  キビキビ走って楽しいっす。


  1. 2017/01/22(日) 17:47:27|
  2. 修理/整備
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バモスカムシャフトホルダーのOリング交換。

在庫のバモスが売れまして、車検&納車前にタイミグベルトの予防交換作業を予定していました。

この手の作業はさんざんやっていますので、割と在庫部品も常時持っているのでササッと終わらせてしまおう!と、おっ始めました。

まずはメンテナンスリッドを開けて、ベルト周辺をサクサクッとバラしてゆきます。



ドライブベルト2本を外し、クランクプーリーを外そうとコジったところ・・・むむむ!  固いぞ!  メッチャ固いぞ。 外れん!

バールでやっても全然動く気配が無い。

SSTのクランクプーラーを引っかけてグイグイと締めつけて(引き寄せて)いったら!

うぉおおおおおぅ!? マジカ?

粉砕しました。  ちーん。

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クランクプーリー鋳物だったのね?  見事にバラバラです。   てか、どんだけ固着してたちゅーの?!   動く訳ねぇ・・・。

まあ部品取りのエンジンあるので、そっちから部品をいただくので過ぎた事はサッサと忘れて、作業続行。

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さてさて、上にゆきましょうかね、ヘッドカバーをはずす為に、まずはイグニッションコイルを外します。
2番シリンダーがプラグホールはオイルまみれです。  あちゃぁ・・・カムシャフトホルダー下のOリングが劣化してオイルがホール内に流れ込んできています。

 ホンダの先代エンジンE07Aやこのバモス時のE07Z系のエンジンはプラグホールパッキンの他に、カムシャフトホルダー(ロッカーアーム下)下にもOリングを使っていまして、コイツが熱とオイル浸透による経年劣化でプラスチックの用にカッチカチになり痩せてエンジンオイルが乗り越えて来てプラグホール内に進入してきて、プラグがオイル漬けになってしまいます。  距離を走ると必ずといって良いほど起こります。(ヘッドガスケット抜けの頻度と同じくらい多いですかね)  放っておいても漏れは止まらないので、部品も持っているので予定変更(増加?)にてロッカーアームもバラシ決定です。

そのままバラすとロッカーアームASSYがバラバラにバラけてしまうので、固定ボルトの頭を針金で縛り上げて、ここが飛び出さないように固定します。(人によってはインシュロックやバンドを使う方もいらっしゃいますね。まあ要はバラけなければ良いので、とりあえず縛ります。)  13本中、手前の3本は特に関係ないので先にボルトを抜き取っておきます。 

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ロッカーアームASSYを外して裏返したところ。

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ここに太い輪ゴムのようなOリングが3カ所使われています。  コイツが駄目になります。  1個わずか¥130の部品ですが、こいつを交換するのに、Tベル関係を外した後に、ロッカーアームASSYまではずさないとゆけないという面倒くさい状況に陥ります。  頼むよぉ・・・。

カムシャフトも取り外すので、表側のカムシャフトシールも交換(外れているので、車載状態で交換するより全然楽です)、反対側のタペットサーキュラー(メクラ蓋)もOリングを使っているので交換。

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その後は普通にTベルト一式を交換し、車検整備を施して車検/納車となりました。

ホンダのエンジンは私は個人的に気に入っていますが、構造的な一部の欠陥やトラブルがあるので、その辺が残念だなぁ・・・と思います。 良いエンジンなんですけどね。

  1. 2017/01/22(日) 00:17:27|
  2. 修理/整備
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GTOの前後バンパーのワンオフ加工その9

しばらく前にこの車両の電装系の不具合も載せましたが、この度原因がわかりました。

元々は、三菱車に装着されている室内装備の電気系の中枢コンピュータ(エタックス/ETACS)が突如焼損して、一部の室内装備が使用できなくなったというところからでした。 丁度そのタイミングが、右のガルウイングの防水処理不良のタイミングと重なったこともあり、もしかしたら運転席側のドアハーネス部からの水進入の影響で電気回路がショートしたのかも?という憶測もあり、まずは運転席側の電装系(多数のリレーや、ジャンクションブロック、ヒューズボックスなどが集中している)を重点的にしらべてみましょうとなりました。 リレーやヒューズ、各部のコネクターやドアにつながるハーネスもすべて点検してゆきましたが、コレといった決定的な箇所が見つからず、今度は電気配線図より追っかけで回路の特定をしてゆきました。



焦げたETACSの回路自体は、基盤のトランジスタが焼損していました。 基盤のパターンを追っかけつつETACSにつながる配線を延長加工/ギボシ加工して、1本ずつ脱着ができるようにしました。 手持ちの良品のETACSをそのまま付けると基盤のトランジスタは発熱し、臭いがしてくるので、そのままではもちろん焼損してしまいますし、他に予備のETACSも無いのでこの1個限り。 壊したら元も子もありませんので、1本ずつ配線を脱着をしながら発熱する回路を特定しました。 

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その結果わかったのがコイツ。
C36コネクターの7番ピン。 しっかりとトランジスタ回路も見えますね。 レッド/グリーンの線です。
コイツが悪さしている模様。  さらに追っかけてゆくと、この回路自体はルームランプと、フットランプ、キーシリンダーイルミネーションへの12V供給信号だと言うことがわかりました。  配線の噛み込みやショートなどが無いか車体の純正配線も追っかけてゆきましたが特に変わったところはナシ。

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もはやこんな状態・・・・。 エライこっちゃです。(笑)

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バラしたついでにジャンクションボックス(ヒューズボックス)も内部を割って確認。 水などの進入は見られませんでした。
保全の為に、予備のボックスと入れ替え。  キーシリンダーイルミハーネスも予備に交換。(残念ながら改善せず)  

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完全にドハマリ状態で、途方に暮れていましたが、オーナーさんのアドバイスにより突破口が開けました。
「間接照明のイルミも点かなかったんですよね・・・・ついでなので、撤去してもらっていいですか?」

了解しました!とばかりに、車体フロアに張り巡らされたイルミネーションの配線を引っ張り出しながら切断してゆくと・・・・。

あれれ?センターコンソール左脇で配線が出てきません・・・。
脇の内装パネルを外して、カーペットの奥に挟まっている配線を引っ張り出してみると・・・・。

「コイツかぁ~!!!!!」

なんと、たごまった配線がカーペットとセンタートンネル側面の金属パネルに挟まって、配線が熔けて(燃えて?)くっついていました。
被服も剥けてる・・・。  その大元を辿ってゆくと、助手席(左)スミにあるフットランプの配線から分岐してありました。

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 金属パネルに擦れてショートして熔けたのか? 細い配線をたごめて(丸めて)押し込まれていて発熱→熔けたのか?はわかりませんが、おそらくシガーライター差し込み式のものを根本でちょん切って直でフットランプにつないでショートした為にETACSを燃やしてしまったと推測します。(電飾のシガーソケットの方には、元々は恐らくソケット中に低いアンペア数のヒューズが入っているはず) フットランプに接続時に、別途ヒューズを入れてあげれば防げたかもしれない症例でした。   

 私の思いこみ(運転席側水進入のタイミングと同じだった為、水が原因のショートだろうと思っていた)&技術不足もあり原因特定までの長期戦になってしまいました。  ある意味オーナーさんに助けられたというか・・・。 とほほ。 でも今度からはヒューズを入れて施工してくださいね。(笑)   その後、ETACSを正規の接続に戻しても発熱はおきませんでした。  めでたしめでたし。
 
 なにはともあれハッキリとした原因がつかめて良かったです。

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公認(車検)予備検査も差し迫っていたので、一気に組み上げしました。

そんな時に限って、バックランプが点かない・・・・。  ミッションのバックスイッチ?を疑い、回路を確認すると、IG-ONで回路通電。  バックギヤを入れるとバックスイッチのボールスイッチが押され、接点がOFFに→回路が働きバックランプ点灯のようです。  
バックスイッチのカプラーを外して、針金をUターンさせてカプラ配線をそのまま短絡。  IG-ONでちゃんとバックランプはつきます。
なので、電球と回路は正常と判断。 あとはバックSWのみ。  外して接点の確認&洗浄を行うも導通ナシ。 駄目だこりゃと言うことで、中古良品の在庫スイッチを引っ張り出してきてテスト後に装着。  無事点灯しました。  公認(予備検)取得前日夜だったので今更部品手配きかねーし!ってなところで、偶然にも部品のストックがあったので助かりました。 あっぶねぇ~。

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テスト走行も兼ねていざ陸運局へ。
モッコリボンネットに交換しましたので、運転席からの視界に排熱用バルジが飛び込んできます。

高速走行もしましたが、車両の方は順調そうです。

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検査コースも無事完了、最後に寸法や重量の変更も受けて、正規に公認取得(記載変更)完了しました。

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その後、戻って最後の部品、4灯ライトキットを取り付けて、あらためて光軸調整して完了です。

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内装もこの後ちゃんと元に戻しました。

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無事引き渡し完了!  深夜までつきあわせてしまいすみませんでした。 オーナーさんとパチリ。

※少し手直しややり残した箇所もあるので、後日改めて手直し予定です。
年末に間に合わせるはずが、大幅に遅れてしまい、年越ししてしまいました。

申し訳ないーっす!   でも格好よく変身しましたね。 気に入って頂けたようでなによりです。

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  1. 2017/01/16(月) 20:42:23|
  2. エアロ加工/塗装 など
  3. | コメント:0

GTOの前後バンパーのワンオフ加工その8

メチャメチャ久しぶりの更新になります。

もう昨年末の作業の内容ですが、未消化でしたので掲載です。
(10月に作業中のネタ掲載したっきりでした。 その続きです)

車体の80%ほどはできていましたが、最後に追加になった分のエアロボンネットの制作となります。

この形状のボンネットは元々市販目的で制作したものではなく、ずいぶん昔の東京オートサロンに出展したデモカーのGTO用にワンオフ制作したボンネット形状になります。 ですので、正規の型ではなく割とトッカン工事的につくったものなので、専用の裏骨の型がありません。 なので、裏骨は発泡ウレタンの芯にFRPを張り込んでリブ補強してゆきます。

画像は型にゲルコートを塗り込んだところです。



これは両端のボンネットヒンジが付くところの裏型(部分抜き用)です。 こちらもゲルコート塗布。

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450番のガラスマットを2層で張り込みます。  久しぶりに作るとデカイなぁ・・・。

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裏骨を成型します。

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乾燥後、抜けました。 ツルっとしていて気持ちがいいです。  さーて、これからの二次加工が大変だぁ。

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センターに3連ダクトを入れてチョと頼まれたので、ダクト型より部品抜きして、ボンネットに接合してゆきます。
画像は抜けたダクト製品。

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採寸して、ボンネット中央をくりぬきます。

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で、元通りに接合。 これでダクト付きボンネットに早替わり。

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型も長期放置で表面があれていたので、製品側を手直しします。
併せて、埋め込んだダクト部をスムージングして一体化させます。

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スムージング吾、サフェーサーを入れて肌の確認。  良さそうですね。

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この後、センターダクトと、後方の盛り上がったバルジ後端には穴を開けます。

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こちらはエアロキャッチ(フラットボンピン)のシャフト取り付けようのブラケットを制作したところです。

そのままシャフトをコアサポートに付けようとすると少々無理がかかってしまうので、無理無い位置に移設できるようにブラケットを制作しました。

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ヘッドライトのフレームの一部に溶接固定します。

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エアロキャッチはこの位置に取り付けになります。(仮合わせ中)

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平行してボンネットも塗装。
ダクト部はアミ処理、センターダクトは下にエンジンが来るので、水避け用に脱着式の防水カバーが付属になります。

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エアロキャッチも同色塗装。

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続きは明日掲載。


そういえば、今回の寒波で館山にも珍しく雪が降り込ました。
降ったのは半日ほどで、3~4センチ程度だったですが、一面雪化粧でいつもと違う風景にびっくりでした。
でも寒いのはイヤァ~。 はやく春が来て欲しいっす。

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  1. 2017/01/15(日) 23:40:26|
  2. エアロ加工/塗装 など
  3. | コメント:3

新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

年賀状201701


12月はバタバタしまくりで、更新も途中で失速してしまいましたので、改めて今月よりきちんと更新を心がけたいと思います。

しかし、あわただしい年末だった・・・。  お待たせしているお客様共々申し訳なかったです。
本年もがんばります~!

エアロクラフトKAZE
ノグラ
  1. 2017/01/01(日) 19:56:05|
  2. 未分類
  3. | コメント:4