久しぶりの更新です。
画像はスバルインプレッサ(確かGDB型だったと思います)の純正リアスポイラー(リアウイング)です。
格好良いですよね。 前々からかなり気にはなっていましたが、5ナンバー車に流用加工するなら良いのですが、3ナンバー(特にGTOなど全幅184センチあるので)のフルサイズですと、形状は良いですが、幅が足りずにいまいち迫力不足になってしまうという・・・。
非常にもったいなく、かつ諦めてしまうにははやすぎるだろ!? と自身で突っ込みたくなったので、それならばGTO専用サイズ/形状で作り直して製作してしまえば完璧っしょ!という自己満足で勢いで純正スポイラーを買ってしまいました。 ABS樹脂製の純正なのに3万円もした・・・。結構高い・・・人気なんですかね?
もうひとつの理由が、ここしばらくGTOとしてのエアロの新作を出していなかったのと、ヤフオクなどにGTO専用の大型スポイラー(ウイング)などが出てきても、中古とはいえ非常に高額までなってしまい、???なところもあったので、半パクリ形状ですが(wwwそこはツッコマナイデ)GTOサイズ(形状)として専用品を作りたいと思いました。 単にこの形状が好きだったというのが理由の大半です。
もちろん、当方はエアロが本業ですので、こっちが本来の仕事ですが、今までの作業ブログを見るに、最近エアロを触っている記事をあまり載せてないなぁ・・・という背徳感もあります。
イメージをみるために、先日ヴェイルサイドの80スープラ用リアスポイラーを流用加工した車体に載せてみました。
形状は良いですが、やはりヴェイルサイドのスポイラーに比べるとやはり迫力に負けてしまいます。 ヴェイルサイドのスポイラー幅を測ったら150センチ(もっとあるかとおもっていましたが)、ならばこれと同じ150センチでゆきましょう! ちなみにGTOで昔ありましたヴェイル似のアドバンス製の大型スポイラーも150センチです。
インプの純正のサイズは138センチでした。 なので12センチのストレッチが目標となります。
型取りベースの純正スポイラーも大枚はたいて買ってしまった以上、もう引くわけにゆきません。
ヤル以上はちゃんとしたモノを完成させたいと思います。
まずは純正スポイラーのFRP製の複製を取るために、簡易型を製作します。
たい焼きのように裏表の分割型なので、片面づつ型を取ります。
段取りとしては、
① 純正スポイラーの型を取り、雛形ベース用にFRP製のものを複製します。
② さらに延長加工するために中央部分をもう1セット、型より抜き出します。
③ GTOのリアゲート部にて、密着面の型取りをします。(後にベーススポイラーとドッキング)
④ ベーススポイラーをストレッチしてGTOの密着型と接合→そのままオス型を製作。
⑤ 完成したベーススポイラーのオス型に対して、中央部でカットした上部スポイラーを左右載せて固定。
⑥ 上部スポイラーをストレッチさせて接合(そのまま付けると強度がでないので、片面は内側からFRP積層で接合)
⑦ 上部スポイラーもオス型として完成したら、製品型として型の作成。
⑧ 型が出来たらその型より製品を抜き出して、GTO専用品として完成!
というような流れです。 結構工程は沢山あります。
これを大変と思うか、新作できるぞ!ワクワクだぜ!と思うかは変態度合いで違うと思います。
ちなみに私は変態寄りの方なので、ワクワクしながら造っています。(爆)
とか言っているうちに、簡易型が抜けました。 これは雛形用のスポイラー1セットと、延長加工に使用する中央部の1セットが抜き出せればよいだけのものなので、3プライ(3層)のかなり薄い型です。
そして、簡易型より、純正スポイラーのFRP版を抜き出します。
ABS樹脂では切った貼ったが出来ないので、加工するためにはFRPの方が都合が良いのです。
両面接合して乾くまでしばし待ちです。
で、出来ました。 画像は簡易型より抜き出したところです。
サイズ/形状は、現状ではまだインプのままです。
これを加工してGTO用の大型形状へと変更して行きたいと思います。
つづいて、ストレッチするための母材として中央部をもう1セット分抜き出します。
前回ブログでも書いていますが、ノラ君です。
ほぼ事務所で昼寝しています。 もうそこがオマエのポジションか?!www
つづく。
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- 2021/09/20(月) 16:47:38|
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