自動車/バイク改造屋日記

FRPのオリジナル商品製作や加工が主な仕事ですが、基本的にカスタム全般含めて、車/バイク/トラックと何でもやってます。 仕事の事から、趣味、その他のプライベートな事など書いて行こうと思います。  MADMAXが好きで名前の由来もまんまボスの「トゥーカッター」をパクッってます。(爆)

久日振りの更新。ウチでは珍しいS15の作業です。

ウチの常連さんのお友達の車です。
純正エキマニが割れてしまい、排気漏れしているので交換して欲しいとの依頼での入庫です。
部品は本人持ち込みでのエキマニ交換作業他。
 スポーツカーでは、GTOなどはよくインチキメカ作業(?)もやりますが、日産系の車は珍しいです。
しかもS15系は初めてだったりします。 
 当初、「エキマニ交換だけなら楽勝!っしょ!」と調子にのっていた私に、後ほど鉄槌が落ちるのを、この頃はまだ気が付いておりません。 時間は午前9時半。 予定ではバラして、組み替えて、夕方前には終わる予定でしたが・・・・。
 大事にされているようで、大変綺麗な車両です。



こちらが作業前の純正エキマニの状態。
作業の後から知ったのですが、このS14/S15系の純正エキマニ(鋳造品)は割れやすくて有名だそうな。 
ホンダ系の車も結構純正エキマニが割れて、溶接作業した記憶があります。 日産でもあるんですね。 4発だから振動が多いのかな?
 GTOなどにくらべると、比較的作業の余裕がありそうな感じに見受けられます。
今までで、絶望的な狭さに遭遇したのは、Z32フェアレディとスライラインGT-R系と、メルセデスベンツ(W140)のS600(V12エンジン)でした。
 整備経験者なら他にも多数あるかもしれませんが、私はメカニック専門ではないので、それほど整備経験が豊富な訳ではありません。  未熟です。 すんまそ。

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当初は、エキマニだけでも取れるやろ!と思い作業を始めましたが、エキマニとタービンとを繋ぐフランジボルトがどうにも取れる状況ではありません。 というか、フランジナットの所に純正でロックプレートが付いており、そのツメを起こさないとナットが回せないという、どうにもイヤラシイ構造になっていまして、泣く泣く方法を変えターボチャージャーごと外すことになりました。
 痩せてサイズの変わってしまったフロントパイプ接合部のナットをどうにか撤去して、ギリギリかわしながらエキマニ&タービニASSYを抜き取りました。


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このエキマニを、右のステンエキマニに交換します。 見た目もグッドですね。 排気効率も段違いっぽいです。
コイツ! ここのナットが、ロックプレートのせいで回せんのですよ。 ちっくしょ~! 


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組み替えて、さて、戻しましょう!

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スッカラカンになったエンジン側。 だけどー・・・・・。


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うっきー!  ABSユニットが邪魔でどうにも入らず・・・。 テトリスのようにグルグル回してみても駄目。 エキマニのとぐろの部分の出っ張りが大きく、純正のようにはゆきません。
 仕方なくABSユニットの配管をすべて取り外し、アッチへよっこいしょ!と移動。(あ~フルードの入れ替え&エアー抜き作業が増えてしまった・・・)
 

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なんとか収まりました。 ここまではまだいいんですよ。 ココまでは・・・。

この後、タービンに入っているオイル&ウォーターラインをエンジン側に取り付けるのですが、この配管が鉄でできており、微妙な曲がりと角度でなかなか取り付けがやっかいなんです。 しかも、エキマニを交換した事により、ほんの数ミリ配管の取り付け位置&角度が違ってしまっていたため、たった3本のボルトを入れるのに5時間を要してしまいました。(爆。メカ失格だろ!笑)   いや、だけどね、マジで凄い絶妙に取り付けづらく、ほんの2ミリが修正できないほど硬い配管なのよ・・・。 で、なんとか取り付けて、補記類も組み付け、エンジン始動前に冷却水を入れ・・・・ジョボボボボボボボッッ。
「?」水の音が聞こえる・・・?
車の下をみると、アッチコッチからしずくが流れ落ちているじゃあーりませんか・・・?!
「ちょわ~!?■○%◎☆£▼#☆」
午後11時。  あえなく撃沈。  この5時間の苦労はなんだったんだろうか・・・。

翌日、その知人の助言もありググッってみると、なんと!  S14やS15の場合は、エキマニやタービンを交換した際は、併せてオイル&ウォーターラインもメッシュタイプのものに交換するのが定番らしい・・・。
 ちなみに、この鉄配管自体も振動で割れてオイルや水が漏れるケースもあるそうな・・・.駄目じゃん!

「マジかぁ~・・・・・・」って、撃沈。
知ってたら先に部品取っておいて一緒に交換したのに・・・。もう涙目です。
仕方がないので、早速部品を調べました。 
しかも、ヤフオクでもご丁寧にホース3点セットで売ってやんの。(笑) そこまでお約束の症例だったとは知りませんでした。 良いお勉強になりました。


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 で、届いたのがこちら。  社外品らしいセットですやん。
やっと、完成が近く感じられそうです。

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こちらがその「悪魔の配管」。 この配管がメッチャ硬てーでやんの! ビクともしませんて。アホか!このウンコめ! こんにゃろー!め

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この悪魔の配管達*3本。 すでにタービンASSYは車体に取り付けてしまっており、いまさら外すのも気が滅入ってしまうので、気合いで配管類を外しました。 たこ入道のように「関節がもう2つくらい増えたら楽なのに・・・」と思いながら、ねちっこくボルト類を外し、抜けない配管は気合いで切断し撤去。
 

S15_SEIBI11.jpg

新たに用意したステンメッシュホースも配管よりは柔らかくてヨカッタですが、こちらもなかなかコシが強くって取り付けに難儀。 なんとかかんとか取り付けて、補記類も戻し、2度目の冷却水パイルダーオーン!(古っ!)
 「?????」
よし!漏れてこない。 エンジン始動!
よし!オイルも大丈夫!
試乗してOK!  いやあ、ナメてかかったらとんでもない目に遭ってしまった作業でした。
車個々の弱点&克服方法はたくさんありますね。 勉強になりました。 ああっお腹いっぱい!

S15_SEIBI12.jpg
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  1. 2013/10/06(日) 01:04:48|
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