全然合わなかったバンパーを加工してなんとか取り付けできるまでにはなりました。

でも、再三の切り貼りやパテの造形により、熱で変形してしまい、一応ぴったり合うまでは位置はでたのですが、今度はツラが合わなくなってしまいました。(泣) ボディー面とバンパーのツラが合っていなければ格好悪いし、一体感はでませんよね? それと、もう一つ。 最近の車はバンパーがツメで引っかかっているだけでボルトやクリップが数個で止まっているものがほとんどです。 この車もしかり。
で、何が不都合があるかというと、バンパーをくわえる側が(バンパーリテーナー)プラスチックで、純正のバンパーはABSやPPといった軟質の樹脂製品。 FRPは硬質の樹脂製品。 軟質樹脂の場合はツメでくわえられても、バンパー側が滑ってツメのロックがはずれてくれますが、FRPの場合は堅いために負けてくれません。 なので、引っ張ったときにFRPの方が薄い場合は引っかかる部分が割れて持って行かれてしまいます。
ちょいと説明が長くなりましたが、簡単に言うと、FRPバンパーで純正と同じように取り付けしようとおもうと、少し無理があるということです。 たった1回の取り付けでパーフェクトなら良いですが、合わせながら、何回/何十回と脱着をすると、取りつけ部(引っかかり)がなくなってしまいます。
なので、今回は取りつけ方法自体も根本的に変更しました。
透明の部分が、またまた、切り取って(捨てちゃって)から、新規に作り直したところです。
(・・・・もう、疲れてきた・・・・笑)

整形中。 純正の方式はやめて、昔ながらのネジ方式に変更しました。 バンパーリテーナーが車体にとりついている穴を利用して固定します。 (バンパーリテーナー自体は捨てた)

またまた整形。 これなら良いっしょ!?

サフェーサーを入れて・・・・おおっ! 気持ち完成がみえてきたぞ!

いや、まだだ! まだ板金処理が残ってた・・・。
中期型ははね、フェンダーにウインカーの穴が無いらしいのさ。(俺は詳しくないからよく分からん)
代わりにドアミラーウインカーになっているようです。(だから中期純正のドアミラーウインカーに変更したのね?なるへそ)
でもって、コイツを埋めてくれ!とのこと。

簡単な方法なら、FRPで裏貼りして表をチャッチャとパテ処理しちゃえばよいけど、材質の違いや収縮率の違いなどから後から確実に”痩せ”がでるので、今回は溶接で埋めたいと思います。 でも、溶接も熱での反りがでるので、プレスラインの無いツルンとした薄鋼板あまりやりたくはないんだよねぇ・・・。 絶対ゆがむから。
穴のサイズで材料の鉄板を切り出して下準備。

穴周辺を(両面)削って、裏から溶接。(表もチョンチョンと溶接)

削って、パテの準備ですが、その前に、やっぱり熱反りしましたので(泣)、裏/表からハンマーとあて板でトンカントンカンと板金してならしてゆきます。
併せて、フェンダーにツメも折ってくれというので、セッセとツメも折り返します。
ンカ゛ーーーー!!!!! もっと歪んだ。
泣きながら、車体に合わせながらまたもやトンカンとひたすらに板金。

なんとか形も戻ってきたので、パテで面だし。 できるだけパテは少なく・・・。(そんな職人の様にはいかねー!)

なんとか完成!
これ、中期の純正フェンダー買った方が早かったんじゃねぇか?!(と終わった後に思った・・・)

まだもう少し続くよ。 次回で加工終了か???
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- 2014/11/16(日) 09:26:53|
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