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自動車/バイク改造屋日記

FRPのオリジナル商品製作や加工が主な仕事ですが、基本的にカスタム全般含めて、車/バイク/トラックと何でもやってます。 仕事の事から、趣味、その他のプライベートな事など書いて行こうと思います。  MADMAXが好きで名前の由来もまんまボスの「トゥーカッター」をパクッってます。(爆)

GTOブレーキ配管の修理

(画像は納車前なので作業完了もして、磨き後のピカピカの状態です。)

元々の内容はブレーキの感触がおかしい&サイドブレーキのマークが点く、でした。
入庫後オーナーさんと一緒に調べた結果、エンジンルーム内のブレーキ配管が腐食し穴が開きかけてブレーキフルードが漏れていました。  オーナーさんは神奈川県の方で、山あいの方にお住まいの方ですので、塩っ気は特に関係ないように思います。 車体の下回り等も年式相応で目立ったサビはないのですが、エンジンルーム内のブレーキ配管および固定バンド周辺がピンポイントで無数にサビがでています。
 なんで?



お話を伺うと、仕事柄トレーラーを運転する関係上、海沿いの岸壁に自車を置いて、乗り換えてトラックで出発するそうです。    なるほど・・・。仕事柄数日そのままにせざる得ない状況が数年続いて、ブレーキ配管を固定しているバンド?にさびが発生し、腐食がひどくなって、そのサビが配管にまで達して穴を開けてしまったというのが原因のようです。
 上は新品ではありませんが、程度の良い状態の同様箇所の部品。 下が該当箇所の部品状態。 深刻な状況です。

nakashimasan_GTO_BRAKEshuuri07.jpg

駄目なら交換すりゃあイイじゃん!  
確かに。  事故などが発生する前でしたので交換対応で良いのですが、何が問題かって?  
以下画像はGTOツインターボのエンジンルーム(画像はネットにて拾い物です。 実車の画像を撮っておいたのですが、複数枚間違って消してしまって・・・代用です。)

nakashimasan_GTO_BRAKEshuuri08.jpg

まあとにかくなかなか結構狭いのと、場所が運転席側のヘッドライト裏のABSユニットから、バルクヘッド(エンジンの向こう側にある壁)に沿って反対側までゆき、ブレーキマスターバックの下を通って、左のサスペンションまで1本の配管で行っていること。  外す時は・・・まあいいです。 切っちゃっても良いし(笑)  でも切って撤去した場合、代わりの1本ものの配管をどうやって元位置に入れる?となるので、はやり正攻法で外して、逆の手順で納めるしかない・・・と。 実車を見ればわかるのですが、これがまたすんごく狭いの・・・。でもって、ステアリングシャフトやブレーキマスターの下を通っているから、そのあたりもすべて撤去しないと・・・と気が滅入る状況。
  まあそれだけなら良いですよ、それだけなら。  
なんと、部品商に問い合わせた結果。
既に製造中止との回答。

どうすんの・・・・・?マジで。(ポカーンです)

考えても仕方ないので、裏にある部品取り車からブレーキ配管を外すことになりました。  新品があれば¥2700の部品なのに・・・・。
同じ脱着作業を2台分やるハメになってしまいました。

nakashimasan_GTO_BRAKEshuuri03.jpg

 
問題の箇所を外した結果・・・・。   外す段階ですでに折れた。(ポキッ)
しかもほかにもヤバそうな箇所も複数あるし・・・。心も折れそう・・・。

nakashimasan_GTO_BRAKEshuuri04.jpg

裏の部品取り車も外した結果・・・・。
こっちの状態もあんまりよくなさげ・・・・・。マジか・・・。
すでにもう2台分取り外し済み。
でもって部品も入手できず。

nakashimasan_GTO_BRAKEshuuri05.jpg

「あ~わかった!もうこうなりゃあやってやるさ!」
ともう1台の部品取り車から一式取り外し。(さすがに外す前にかなーり!じっくり配管の状態を確認しました)大丈夫!
で、都合3台分の配管。  もうなにがなにやら・・・。

nakashimasan_GTO_BRAKEshuuri06.jpg

なんとか組み合わせて組み込む段取り中、またしても・・・。
リアにゆく配管が1本ご臨終です。
「うそーん!?」
 さすがにもうギブアップ気味でしたので、念のために部品商に確認。
したらば、「1本メーカー在庫ありで、これがなくなると次回納期未定です」と爆弾回答が来たので、0.5秒で「取り寄せて!」の泣きながら注文。  
 でリアにゆく配管も1本新品取り寄せ。 ¥3300なり。 セーフ!でした。

中古の配管ですが、取付のバンド、配管共に状態は良かったですが、念のためにサビ止め処理として塗装を施し取りつけました。 
 で、またまた問題発生!  修理車両はGTOの最終型(H11年車)、ドナーとなった車両はH5年車とH3年車。 前期と最終型でブレーキ配管の形状が違うんです。 ABSユニットの形状も。  まあ来ている配管の数と、ABSユニットへの口の位置は似ていたので、取り付けできるように力業?で加工し、なんとか取りつけ、ブレーキフルードを入れエアー抜き、テスト走行!と完了しました。
 部品が無い!中古の代品あっても形状違い!となかなかとんでもない状況でしたが、無事納車できましたので、一安心。  これ、融雪剤や海の塩の影響でもなると思われるので、部品供給ストップというのはかなり大変な状況ですね。 場所も場所ですし。 また再生産されるのか?不安です。
 新車時ではエンジンや補記類を装着前に、空のエンジンルームに配管取りつける前提であるから良いでしょうが、(ノンターボ車はまだスペースがあるのでまだマシです)、ツインターボ車はなかなかどっこい大変な作業です。 
 正直もうやりたくありません。(笑)  チャンチャン。

nakashimasan_GTO_BRAKEshuuri02.jpg







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  1. 2015/05/16(土) 10:24:51|
  2. 修理/整備
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

先日はありがとうございました!

とうとう着手したんですね
お疲れ様でした

そーいうのがウチじゃなくて良かった
なんて他人事のよういに思ってたら
ACURA NSX(左ハンドル)がブレーキトラブルで入庫
もしかしたら同じような作業になるかもです・・・(汗)

国内仕様でしたら部品等問題ないんですがなんせ左ハンドルなものですから
アメリカのサイトで部品を物色中です

後日電話連絡いたします!
  1. 2015/05/16(土) 22:07:14 |
  2. URL |
  3. ナガツマン #-
  4. [ 編集 ]

ナガツマンさん>手も足りなかったので、後輩の整備士にも助っ人にも来てもらい、なんとか終わらせました。 エンジンルームのスペースが無いだけに、作業前から心が折れました。(笑)  NSX(左ハンだからアキュラになるのかな?)も整備が大変な車で有名ですよね。 ご愁傷さまです。(爆) 逆輸入っていうのも部品の面でこれまた大変。  アルミボディーだから、板金もおいそれとできないんですよね?  送ったプラモは知り合いのところに遊びにいって、ふんだくってきたものです。(うそ、ちゃんと貰ってきました)  F1関係ならナガツマンさんも好きそうかな?と。   
  1. 2015/05/17(日) 10:00:14 |
  2. URL |
  3. KAZE #-
  4. [ 編集 ]

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