前回の続きです。
リアブリスターフェンダーを貼る前作業である、インナーの切り上げ加工を終わらせ、今度はブリスターフェンダー単体の接着となります。
もう同様の作業を過去にも何台も掲載しているのであまり詳細までは書きませんが、接着した縁をスムージング処理にて分からなく溶かし込む作業と、今回のフェンダー形状の関係で、リアフェンダーからつながるエッジラインが左右のサイドガーニッシュにも繋がりますので、そのラインの成形を行います。
まずはフェンダーの張り込み作業。(タッピングにて仮固定中です)
縁部分をFRPの樹脂接着剤で強力接着します。 接着後は見えない下部に空気穴を開けておきます。 (完全密閉してしまうと結露の誘発や、内部に隔離された空気が気圧の関係で膨張/収縮を起こし、変形する恐れがあるからです)

このラインがサイドガーニッシュにも繋がるので、成形が必要となります。

この成形も樹脂パテにて成形します。(硬化するまでの間に下に流れて(動いて)しまうといけないので、硬めに樹脂パテを調整して作ります)

大まかな形状を出したら、今度は板金パテで成形。 肌をなめらかにしてゆきます。

仕上げ中。

反対側も同時進行。

サイドガーニッシュを分離して、分割できるように仕上げます。
この作業をひたすら繰り返して、綺麗に面が出るまで行います。

サフェーサーで仕上げて完成!
このとは塗装処理へ。

で塗装。 塗装すると、よりエッジラインが強調されてボリューム感が出てきます。

天候不順が続いていますので、塗装できる合間を必死に見つけて、エアロパーツ類も補修を施し、塗装を平行して行います。
もう、雨続きでマジ困ります。



前後ワイパー類やカウルトップパネル、ヘッドライトベゼルなどもつや消しブラックで再塗装。

こちらは、このGTOに履いていたホイール。 周囲のガリキズが多いので直してくれ!とご要望。
リムのガリキズ多数で、リムおよび表のディスク面のみ補修/塗装してくださいとの事。
ガリキズを補修した後に、マスキングしてサフェーサー吹き。 肌の確認をしてサフェーサーで仕上げ。

塗装後はこちら。 見違えました!

現在、塗装も完了し、組み立て&磨き作業中。
もうチョイで完成です。 頑張るぞ~!!!
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- 2015/07/09(木) 23:35:18|
- エアロ加工/塗装 など
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