最終型GTOのメーター取付等の作業でしたが、前回はダッシュボード取り外し後、シフトケーブルやアクセルケーブルを交換し、エンジンルーム側への配線引き回しを行ったところまで掲載しました。
今回はその続きです。
Defi製の持ち込まれたメーターは52パイが3個、60パイが2個です。
3個のメーターは、純正追加メーター部分を取り除いて埋め込みで入れたいとのことでしたので、仮合わせしてみました。
過去にはGTOで同様に60パイでの埋め込み作業は複数施工していますが、52パイは初めてでしたので、どうなるか分かりませんでした。
結果は画像の通り。
60パイだとちょいと出っ張りますが(メーターの種類によります)、52パイだと引っ込みますがむしろスカスカで固定できません。

正面から見ると大きさの差が良く分かると思います。 たった8ミリの差なんですけどね。
52パイだと、上部のひさしの部分が隙間が見えてしまいます。

ならば、この使用しない部品を使ってなんとかならないか?検討してみました。


バラして、表のレンズ部分を加工して隙間を埋める&メーターを固定する基台として流用することにしました。
52パイのホールソーで穴をあけ、ベルトサンダーで楕円形に穴を拡げてゆきます。

加工後は後ほど画像載せるとしまして、まだ未作業だったオイルブロックと油圧センサーの取付、排気温センサーの取付を先に行います。
こちらが取りつけるセンサー類。(持ち込み品です)

車体を持ち上げ、オイルを抜いてからオイルブロックを取付。
今回は油温計は取りつけないので、センサーは1個だけです。
この後、新品のオイルフィルターを取付して新油を注入。

続けて、フロントパイプを取り外します。
純正の排気温計(前期型は)は、触媒の後部に付いていますが(最終型では付いていません)、今回はより燃焼部に近いところにセンサーを設置します。(本当はアウトレットパイプなどのもっと近いところが正確なんだとは思いますが、今回は作業時間と効率の関係で、フロントパイプにしました)

1/8pitのタップをたてて、センサーアタッチメントを取付。 弱そうなら溶接しようかと思いましたが、結構ガッチリ食いついたので、とりあえずこれで様子見ます。 車体に取り付け後にセンサーを付けます。

センサーを付けて、、車体下に配線類を這わせたところ。
熱源や回転部分などもあり、車体下に配線がぶら下がって走行時に引っかけてもいけないので、クロスメンバーの影響ないところに穴を開けて、タイラップで縛ってゆきます。 これなら安心です。(錆びてもいけないので穴の痕もタッチペンをしましたよ。笑)

ダッシュボードも含めて組み付け。
平行して追加メーターの配線類も中に這わせてゆきます。

ハンドルも交換し、徐々に形になってきました。 もう少しかな?

メーターの確認中。 メーター下の吹き出し口はまだちゃんとハメてません。 メーターの不具合等あった際に作業で後ろから手が入るようにするために最後にパチっとはめ込みます。(単体で脱着するとなかなか大変な部位なので、最後の最後です)
枠もチタンカラーで塗装しました。
メーターのコントローラー部は場所が無いので脇に貼り付け。
メーターの制御部(本体)はグローブBOX内に設置してあります。(マジックテープで剥がせる)


残すは、試乗テスト、細かい残った作業と、車検、車体の磨きくらいでしょうか?
ラストスパート頑張ります。
- 関連記事
-
- 2016/04/14(木) 10:18:37|
- 加工取り付け/ワンオフ製作ほか
-
-
| コメント:0