GTO大量作業中の中の1台(笑)
車検でのお預かりの他、タイミングベルト関係他一式の交換と、エンジンマウント類/各部ホース類の交換でのお預かりです。
先に車検は済ませましたので、整備作業に入ります。

まずはタイミングベルト関係の作業に伴い、周辺部分をサッサとバラしてゆきます。
横置きのV6エンジンで4WDなので、ちょいとクセがある種類かもしれません。
で、外れました。 もちろんタイミング位置を合わせて外しています。(でもカムがすぐにクルリンと回ってしまう・・・固定が大変)



クランクプーリーも距離が進むと、内部のゴムダンパーが劣化して分離してしまいます。(2重のゴムダンパーです)
交換の判断は微妙なところでしたが、「部品が入手できる内に保全で交換してください」との事ですので交換します。部品代¥32400(ひえぇ~) 高価ですが、いずれ絶版部品になってしまうのと、毎年値上がりしてゆくので、賢明な判断だとおもいます。

こちらは助手席側のエンジンマウント。
これも劣化してました。 定番の症状です。 こちらも交換となりました。 ¥17000(ぴゃ~)

並行してサージタンクを外して、タペットカバーパッキン等の交換も行います。
スロットルボディーの汚れも凄いですね。 後で洗浄します。

プラグコードを引き抜いた瞬間! おわぁ?! マジか?
奥側のバンクですが、見事に3本共にオイルに浸かっています。 しかもドップリと。
よくエンジンかかってたなぁ・・・と、変なところに関心。
奥側バンクのオイル漏れも起きていたので、プラグホールだけではなく、タペットカバーパッキンも硬化していたんでしょうね。
いいタイミングでの確認でした。

こんな感じ。 一番奥は最初にビビって少し拭き取ってしまったのでオイルの付着が少ないです。

フロントバンクは問題なし。 ですがもちろんセットで交換します。 奥側のバンクは熱の影響で劣化が激しいんでしょうね。
剥がしたパッキンも皆プラスチックの用にカチカチでした。

オイルに浸ったプラグホール内部。(笑) もう先端しか見えません。

プラグはオイルで煮込まれてました(爆)

フロントバンク側のプラグ。

距離も18万kmですので、カムシャフト周辺の汚れ?(焼き付け?)もこんなものでしょうね。 悪くは無いと思います。
インマニ接続部は不要にネジ類を落として大変な事にならないように、インマニを被せるまではかならずタオル類で塞いでおきます。 部品1個落下したらもうヘッドバラさないといけなくなっちゃうもんね。

スロットルボディーも綺麗になりました。

カムシャフトシール*4個とクランクシャフトシールも交換。
ウォーターポンプは前回のTベル交換時(まだ5年前?)に交換済みでしたので今回は問題なかったので続投願いました。
テンションプーリーはベルトとセットで交換。 アイドラーは続投です。

後編へ続く。
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- 2016/06/08(水) 19:42:26|
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