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自動車/バイク改造屋日記

FRPのオリジナル商品製作や加工が主な仕事ですが、基本的にカスタム全般含めて、車/バイク/トラックと何でもやってます。 仕事の事から、趣味、その他のプライベートな事など書いて行こうと思います。  MADMAXが好きで名前の由来もまんまボスの「トゥーカッター」をパクッってます。(爆)

ちょいと前に掲載していました三菱ミニキャブのエンジン載せ替えの続きです。

久しぶりの更新になってしまいました。
ちょいと体調もすぐれなく、親も先月から入院してしまったりと、最近なんだかよろしくない状況だなぁ・・・・。

更新もさぼりがちになてしまっていたので、今後はちょいちょい書いてゆこうと思います。
(やべぇ・・・ネタが溜まりすぎている・・・・)

少し前に記事にしました三菱ミニキャブのエンジン載せ替えの続きです。
結果、エンジンなかかりましたが、結果がわかってしまえばなんて事はありませんでしたが、9年違いのエンジン載せ替えは行ったことがなかったので、トライ&エラーの連続でした。 

まずは、見るからに中期エンジンと後期エンジンのセンサー類の数やIGコイル形状が違いました。 エンジンハーネスと車体ハーネスとの接合部はカプラー5個でそのまま接続OKだったのですぐにOKかな?とナメてかかっていたら、全然エンジンかからん。



カプラー形状が違うのは、配線を調べた上で途中でハンダで結線しなおし、中期にはノックセンサーは無いが後期にはある。 ただし、ECUその他が古いままであれば、ノック信号自体を拾っていないでのここは無視して良いだろうと判断。
 オーナーさんも気を利かしてH25年エンジンに年式の近いECUを購入して2個ほど送って来ましたが結果NG。  カプラーが4個タイプ(内2個は同形状でポン付け、でも2個カプラーが余る)は付けたらヒューズが切れた。(爆)    カプラー2個タイプの方は付けたらエンジン始動不能は変わらず、電動ファンが回り放しになった・・・これも駄目じゃん。  後でしらべたら、カプラー2個タイプは3AT車と5MT車、4個タイプは4AT車用らしい・・・。  H24年車?と思われる2個カプラーのECUでも駄目だったってことは、点火または燃料の制御が関係しているんだろうなぁ・・・。

 確認したら、燃料も来ている。燃圧も問題なし。
火花は・・・クランキングでは外したプラグに黙視では飛んでいる。   でもエンジン始動が続かない。
なんだコレ・・・??? 

手元にはミニキャブの整備解説書もなければ電気配線図集も無い。

まずはECUを古いままに戻して、エンジンハーネスも古い物に入れ替え。  こうして、古いのはエンジン自体だけになりました。
(オルタネーターも新エンジンについていたものをそのまま流用・・・これが後に仇になります)
 なので、基本的にはエンジン本体のみH25年で、それ以外のすべてはH16年のままの状態にしました。

・・・・・・・・・・・しかーし、コレでもかからない・・・・。ハァァア

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コイルの見た目も違うがコレが関係しているのだろうか・・・。   確証を得たかったので、(元)三菱ディーラーのメカニックに効いてみた。
 もちろん年式、型式違いで、ディーラー作業で載せ替えなどはやらないので、年式相互の互換や制御のデータなどは持っていないのですが、現場経験での中で気が付いた、または記憶にあるヒントを聞き出しました。
「前期と後期ではIGコイル形状が変わっているけど、燃費改善(排ガスのことも関係?)の関係で、制御自体が変わっている可能性がある。 実際に制御電圧が違うはず・・・・」
と重要なヒントをいただきました。  Uくん、ありがとう! とっても役に立ったよ。

ということで、H25エンジンに、、ヘッドカバーとIGコイルを古い物に入れ替え(ヘッドカバーパッキンとプラグホールパッキンは新品に交換)、いよいよ年式違いのハイブリッド?エンジンになってきましたヨ。(笑)

ヘッドカバーを取り外したところ。  新品のようにキレイです。

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全然違うし・・・。

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センサー系の接続も確認して、イザ!始動!  
ぶぉおおおおおん~!
おーかかったぁ~!!!  やったね。
キモはIGコイルでした。 点火制御自体が違った・・・。

でもまだ完了ではないっす。  中期エンジンにはメーター表示用の水温センサー信号があり、この信号でメーターの針を動かしていますが、載替えたエンジンにはソレがありません。 メーターへの信号が取り出せません。
 メインのエンジン制御用の水温センサーに噛ませてもみましたが動きません。 抵抗値が違うのだろうか・・・。

その辺は仕方ないので、それじゃあ安い社外品のメーター(水温計)を入れて代用しましょう!となりました。

でもって、オートゲージ製メーターと格安水温センサーアダプターを取り寄せして装着。
動きましたぁ~。(この格安アダプターも後にちょいとしたトラブルを招きます)

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あとはエアコンのレシ-バータンクとOリングを新品に交換して真空引き。 ガス漏れチェック用に蛍光剤とガスを注入。
外気温も少し涼しくなってき始めていましたので、圧力的にはこんなもんか?(高圧10kg、定圧2kg)

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触媒の遮熱板がもげてカタカタうるさいので、中古の触媒に交換してくれと依頼もあったので、仮処置してあった触媒を取り外し、持ち込まれた触媒に交換へ・・・。 かなりがんばって現地修理してありましたね。

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ん? おや?形がちがうぞ?

中間マフラーと接続するところのフランジ形状が違い取り付けできませんでした。残念~!  そんなところまで変更せず、全部年式関係なく形状を統一しろよ!といいたい。  せっかく購入して頂きましたが取り付けできないので、元の触媒の遮熱板をたたいて、溶接して再使用できるように加工しました。  よっしゃ!


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 自走も可能になったので、ブレーキ回り/足回り等も整備して、車検へ。  無事合格。

その後、タコメーターを後付けで付けてほしいと要望があったので、追加手配。

ミニキャブバン(トラック)は元々タコメーターが付いていないのですが、回転信号を取り出そうとすると電圧が弱いため信号が拾えません。 そのため、12Vを引いてきて、10kΩの抵抗を噛ませて回転信号を取り出します。
 手元に10kΩの抵抗がなかったので、純正の信号取り出しハーネスを取り寄せて、加工してバイパス配線しました。

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助手席グローブボックス裏のECUより信号を取り出します。

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後付けタコメーターが動きました。 ヤッタネ!

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余談があるのですが、引き渡しでオーナーさんが帰ろうとした際に電装系が不安定になりました。 インパネや後付けメーターの動きがおかしい・・・。  バッテリー電圧を測ってみると8ボルト台。
 オルタネーターのB端子でも10Vを切ってる・・・おかしい・・・。

この数日前には車検で往復100km以上を問題なく走ってきています。  どうしてだ・・・?

オルタネーターのB端子部分をみると接触抵抗か?焦げた跡がありました。

幸い、外したエンジンに元のオルタネーターが残っていたので、その場で元のオルタネーターに入れ替え。
端子も磨き直して、配線もチェック。  前圧も測定し、14V台を確認。

オルタネーターの制御が違ったのか? 車検後に取り付けたタコメーターの配線不良だったのか?(でもちゃんと動いているんだよなぁ・・・)  その場では原因の特定はできませんでした、とりあえず復旧はできたので、走って様子をみていただくことに・・・・。→その後オルタネーターは問題ないとのことでした。 ヨカッタヨカッタ。

もう一つトラブルが・・・.これはオーナーさんが気づいてその場で適切な判断と処置をしてくれたおかげでエンジンを守れたのですが、水温計の針の動きがおかしい・・・・と。  115度を指したり、すぐに落ちたり・・・と。
 おかしいな?と思ってエンジンルームを確認したら、後付け水温センサを取り出す水温センサーアダプターの接続ホース部から冷却水が漏れ出ていたらしく、あやうくオーバーヒートになってしまうところでした。  結果的には、キット付属のバントがヘナヘナ&アダプターのホースへの潜りしろは短くバンドで締め切れない&ホースにストレート部分がな、く緩いカーブの部位にアダプターを噛ませたという不運が重なって、抜けかかってしまったようです。  また、水温計の針の動きがおかしかったのは、オーバーヒートが原因ではなく、センサーの接続ギボシが抜けかかっていたのが原因でした。 
 なにはともあれ、判断が速かったので救われました。  オーナーさん、ありがとうございました。  載せ替えたばかりのエンジン壊すわけにゆかないもんね・・・。

 その後安定しているようです。   エンジン自体も今までのはかなりくたびれていたようで、パワー感も違えば、燃費も3割増しになったとか・・・。 マジか??? 以前のエンジンは相当無理が来ていたんでしょうね。 まあ、仕事車で高速走行も強いられればくたびれちゃいますね。   エンジンも若返ったし、これから改めてバリバリ働けますね!





 
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  1. 2016/11/09(水) 00:13:57|
  2. 修理/整備
  3. | コメント:2
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コメント

いろいろと、面倒なことになってしまい、すいませんでした
現状全て安定してます
クーラントの漏れもありません
ホースバンドも交換してます
タコメーターの配線し電圧計を取り付けし1日走って(200キロ)問題なく
さきほど、純正ヘッドライトからHIDへ戻しました
電圧も安定してます大丈夫です\(^o^)/

ミニキャブじたい、くたびれた中古エンジンしかなく
どうにも若いエンジンが欲しく無理を承知で賭けをしてしまいました 結果エンジンが、かかりましたが
エンジンかからなかったら、やばかったですね(汗)
だいぶ、ヒヤヒヤしていたので、もう年式違いのエンジン載せかえは、やめますね(汗)
つぎはガルウイングですね笑(冗談ですが)

つぎは、無難に燃料ポンプと燃料フィルター交換ですね(((^_^;)
  1. 2016/11/09(水) 22:38:18 |
  2. URL |
  3. 紅 #-
  4. [ 編集 ]

紅さん>商用車のエンジンなどはどうしても程度の良い物は市場には出てこないですよね。 それこそ駄目になるまで使われちゃうのがほとんどですから・・・。   さすがにエンジンかからなかった時には焦りましたが、なんとか解決できたので良かったです。  私の回りでは前例が無かったので、ネットで調べてもそんな記事載っていないし、完全手探りでした。 (笑)  
 その後は安定しているようでなによりです。  オルタネーターも問題ないのでしたら、やはり、中期と後期でオルタの制御も違うんでしょうかね?

  1. 2016/11/09(水) 23:07:11 |
  2. URL |
  3. KAZE #-
  4. [ 編集 ]

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