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自動車/バイク改造屋日記

FRPのオリジナル商品製作や加工が主な仕事ですが、基本的にカスタム全般含めて、車/バイク/トラックと何でもやってます。 仕事の事から、趣味、その他のプライベートな事など書いて行こうと思います。  MADMAXが好きで名前の由来もまんまボスの「トゥーカッター」をパクッってます。(爆)

GTO 社外メーターを3連位置に埋め込み/エアロボンネット交換他作業 その2

前回の続きからです。
折り返しでの組み付けです。 さすがに外す時の様にはチャッチャとはゆきませんので、間違えの無いように確認しながら結線/取り付けしてゆきます。  元の3連メーターのあったところに出ている配線は、新たに社外のメーターにとりつく配線です。



こんな感じでほぼ完了。

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で、今回のネタはこれではなくて、助手席側のガルがダンパーのへたりで落ちてきてしまうので対策は出来ないか?と依頼も受けていました。  (暖かい日はガスの張力がありまだなんとか保持できている感じ。 でも上げ下げ途中で固定したりができません)

このガルも当方がガルを施行し始める前にテストケースでアメリカ製のDECHA社の汎用品をGTO用に加工した試作品(左側のみ)です。 右側はまた全然別の車から外したもので、ガル自体が右と左で違うんです。(オーナーさん了承済み)

でもって、15年以上前に制作したガルの新品ダンパーなんぞ手持ちで有るわけもなく、手持ちの一般流通している汎用品ダンパーとはサイズや規格がやや異なるため、流用もできません。 お金をかけずに手軽になんとかならないものか・・・。

丁度今回エアロボンネットに交換した際に、純正のボンネットダンパーが2本余っていますので、これを流用して補助ダンパーとして活用したいと思います。

画像はフロントフェンダーを外してガルのヒンジを露出させたところです。

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こちらが余ったボンネット用の純正ダンパー。 片側ボールジョイントで、片側ボルト固定の一方向のみ稼働のブラケットになっています。  この一方向のみというのがくせ者で、ガルヒンジは基本的に少し横に開いてから上に上がるので、この横方向への対応もしないといけません。 となると両端がボールジョイントの方が3次元的に動くことができるので都合が良いです。

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とうことで、2個一で作っちゃいました。 今回助手席側のみのツインダンパー化なので、余ったダンパー2個使っちゃっても問題ないっす! 心おきなくズバッと切断し、シュバババと溶接しました。 見た目は???ですが、頑丈に付けたつもりです。 まあ補助ダンパーなのでそれほど圧力は強くはないので大丈夫でしょう! たぶん。 きっと。 おそらく・・・。

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でもって、ダンパーを追加するには取り付ける場所を確保しなければいけません。 メインダンパーよりも細いですがストロークが長いので、取り付け部自体も下がってきます。 なので、M8のネジを埋め込んだプレート(8ミリ厚)を制作し元のガルヒンジに溶接しておきます。 これで下側の受けは完了。

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イメージ的にはこんな感じか・・・。

上側のヒンジ(アーム側)にも穴を開けて、タップを建て受け入れ準備はOKになりました・・・が。

細いとはいえ、人間の握力程度では縮むわけも無く、取り付けネジ穴まで縮めることができません・・・。  マジカァー??

さてさて、ダンパーを縮めてやらないと上下の穴位置に追加ダンパーが取り付けできませんが、色々考えた結果、こうなりゃ専用にSSTをつくるしかないっしょ!と結論が出ました。
 「ガル用ダンパー圧縮工具(SST)」の制作からとなってもうた・・・。

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まず以下の様な事が条件になってきます。

*簡単に加工制作できて、確実(安全)にダンパーを装着できるもの。
*できるだけ買わずに、手元にある部材を生かして制作。
*今すぐに制作できるもの(時間の都合上)

工場内を物色し、使えそうなものを元に出した結論がこちら。

メルセデスを廃車するときに降ろしておいた純正のジャッキ。 コイツを加工してスプリングコンプレッサーならぬ、ダンパーコンプレッサーをつくってやろうと。
このメルセデス純正ジャキのメリットは、縦型仕様のジャッキの為、国産のパンタジャッキよりもストロ-クが長く、中央のネジ部分も長い。(長いのがミソ)
それから、回すためのハンドルがすでに付いているので、実作業の仕事も早い。

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コイツを上下でダンパーを挟んで)圧縮しようというもの。 使用範囲(機会)は限定されますが、人間の力ではどうにもならない以上こういった道具がないと先にすすみません。 で、早速作ってみた。(30分で完成!)

ダンパー(ボールジョイントになっている)を受ける部分はホンダの軽?サイズのホイール固定用ナット。これを両端に使用し、へこんだところでダンパーを逃がさずに押さえる役目をします。 他は切断したり厚い鉄板を溶接してブラケットなどにしました。

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とりあえず出来た!
こういう感じでダンパーを押さえ込んで、ハンドルを回してギリギリと圧縮してゆきます。

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それを車体に持ってきてその状態のまま取り付け。(こんな感じで) 
SSTがネジ式調整式なので、取り付けながらのダンパーの微調整も出来るので楽チン。

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ダンパー追加後、動作確認もして軽く上げ下げ出来るようになりました。   

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上げきるとこんな感じ。 いままではドアがゆるく落ちてきてしまいました。

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開閉上下動作途中で止めることが出来ませんでした。

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とりあえずガルの方は問題解決できました! ヨッシャ!
使用後にSSTの溶接カ所をブラックで塗装しておきました。

通常は1回こっきりのSSTになってしまうケースが多いとは思いますが、当方は今までもガル加工はたくさん行ってきましたので、今後同様の症例の方達に同じような施行方法でのツインダンパー化が少しやりやすくなるかもしれません。  こんな特殊な条件のマイナーな工具は、無ければ作るしかないよね。(笑)

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メルセデス純正?のダンパー圧縮SSTです。(笑)

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  1. 2017/08/20(日) 01:25:31|
  2. エアロ加工/塗装 など
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