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自動車/バイク改造屋日記

FRPのオリジナル商品製作や加工が主な仕事ですが、基本的にカスタム全般含めて、車/バイク/トラックと何でもやってます。 仕事の事から、趣味、その他のプライベートな事など書いて行こうと思います。  MADMAXが好きで名前の由来もまんまボスの「トゥーカッター」をパクッってます。(爆)

スバル サンバーバン(TV1) エンジン載せ替え作業。 その3 悪夢の水回り作業

前月の記事でスバルサンバーのエンジン載せ替えの記事でその1と2を掲載しましたが、その続きです。
(画像も多く、結構長編です)

他作業も並行して行っていましたので、作業及び掲載が遅くなってしまいました。

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今回は水回り作業がメインとなります。
前回はエンジン載せ替えから、下回りの水路配管の交換まででした。

この車両はオーバーヒートの末期症状で水路内にもオイルが多数回ってしまい、エンジンのみならず、水路全体のホース/配管内にオイルが付着してしてしまっているので、すべての水回りの部品を交換をしなければいけなくなりました。
 洗浄でも出来なくはないですが、完璧な除去はむずかしいのと、オイルが浸透してしまったホース類はふやけて膨張し破裂の恐れがあるので再使用はできません。 なので基本的にすべて交換予定です。

まずはラジエーター、 こちらは社外新品を用意しました。 交換作業が結構大変なので、ヘタに中古を使って漏れてきたとあっては目も当てられませんのでここは新品を用意。



ヒーターコアは中古良品を用意。 運良く安く手に入ったのでよかったよかった。

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サンバー系は当方はあまり触ったことがないのでほぼ初心者なのですが、普通の軽バンやトラックはシートを持ち上げると下がメンテナンスリッドを兼ねていて、結構な整備スペースがあります。 センターブレスも外せばタイミングベルト交換も可能です。
  
 しかーし! このサンバーは何ですか?!  助手席下にちょっとだけ空間があるだけで、バッテリーの出し入れくらいしかできません。 なんじゃこりゃぁ~!

 バカにしてるんかいな~!

全然スペースがありません。 ラジエターのアッパーホースの交換すら出来ない始末。 ふざけてるの・・・?

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当方スバル初心者というのもあるので大目に見てやって欲しいのですが、ラジエター交換方法すらわかりません。
ちょいと調べてみると、車体の上下に挟まれて全然抜けないらしいので、フロントのサブフレームごと下に降ろしてラジエターを取り外すらしいです。 マジ フ・ザ・ケ・ン・ナ。  設計したヤツぶん殴ってやる!

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ステアリングのリンク部を抜き、フレームをジャッキで支えて降ろしてゆきます。 

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スペース確保してやっとこさ抜けた。 ラジエターを上で固定しているボルトも全然隙間ねーし! とにかく外すのも大変。

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ラジエターが外れた後。  この車両はまだ2WDだったから良かったですが、4WDの場合はフロントデフが鎮座しているので、もっと大変なようです。 寒気がする・・・。

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ラジエターの付属品を引っ越してゆきます。 ホースはもちろん新品に交換。

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中はこんな感じ。 オイルまみれです。

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新品は気持ちがイイやね。  やっとこさ折り返しです。(ラジエターだけだけど)

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続いてヒーターコア。 夏場のオーバーヒートだったので、ヒーターは使っていませんからもしかしたらオイルは回っていないかな?とは思いましたが、万が一もあるので確認がてら交換してしまいます。 

これがまた大変。 ステアリングシャフトを外し、ダッシュボードを外して、ヒーターコアを持ち上げて・・・となるのですが、なんにせよ狭くて動き幅もほとんど無い。  ヒーターケースを持ち上げようにもボルトをすべて外してもエバポレーターにエアコン配管がガッチリ付いているのでほとんど持ち上がらない・・・・どうしたら良いの?コレ。 もう泣きたくなってきた・・・。 

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画像はなんとかヒーターコア抜き取った後の画像ですが、まーもう大変大変。 

エンジン周りの整備性はバツグンの割に、水回りの整備性が極悪なサンバーはどういうことなんでしょうかね?
滅多にさわる車ではないので、当方のスキル不足は当然なのですが、なんでこうも他メーカーと作りが違いすぎるのでしょうか?
疑問でならない・・・。 スバルのフレームボディーと他者のモノコックボディーとの設計の違いはわかるけど、それでもなぁ・・・。

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上が中古良品、下が抜き取り品。  

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幸いオイルは回っていませんでした。 でもヒーターホースには少し付着痕があったので、大事を取って交換しておきます。

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下回り配管からヒーターコアまでゆく間のホース類。 それでもこれだけあります。 

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頑張って外しました。 細いのはエアー抜き用のホース。 ヒーターホースの分岐から1メートルくらいあるでやんの。 運転席側のタイヤハウスのところから短いエアー抜きホースで作業すれば良いのにね? バッテリーの横でエアー抜きするから、最悪吹いた場合は冷却水まみれになってしまうという・・・。 ヒューズボックスもあるし、なんで電装系の真横に水回りが集中しているのよ?って疑問。 

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このホースがね、メチャメチャ狭いところを通っているんですよ。  ラジエター交換時に先にやっておけばよかったんですが、なんにせよサンバーの知識が無いもんで、後からになっちゃったんですよ。泣。  ラジエターが付いていなければ交換は楽勝です。 あると結構最悪です。w

そうそう、ダッシュボードをバラしていておもったんだけど、純正オーディオが付いているのですが、普通ラジオのアンテナ線(ジャック)はオーディオ裏でブスッと刺さっているのが一般的だと思いますが、この車両、オーディオからフラフラからと50センチくらいケーブルが伸びていて、メーター裏の奥の方で刺さってやんの。 ハンドルにチルト機構が無いから、メーターフードやメーター外すのだって狭くて難儀する位なのに、どうしてまたこういうトラップを仕掛けるのでしょうかね?普通にオーディオ裏でブスッとささるように作れないのかね? このひねくれ具合にまたまた頭に来たところでした。w

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話を戻しまして。

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ここは運転席側のタイヤハウス奥のカバーを2枚撤去した奥に見えるホースです。 こんなところを通っていやがる。 マジ死んでくれ。

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オーナーさんが水温管理をしたいというので、エンジン側のホースに社外の水温センサーを設置。 ちなみにホース(内径)サイズは28パイです。

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エアー抜きカ所や方法はここで書いても仕方ないので割愛です。 ヒーターこあ、バッテリー脇ホース、エンジン後方ホースの3カ所からしつこいくらいに何回も何回もやります。 電動ファン2,3回じゃ抜けきらないだろうとおもっていましたので、いい加減もういいだろう?!くらいやって試乗にゆきました。(笑)  エンジン載せ替え&水回り配管&ホース全取り替え/ヒーターコア取り替えでほぼ水は空の状態からなので、なかなか抜けきらないんだもん・・・。しくしく。

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ひたすら走りまくって、社外メーター水温(画像ではデジタル表示が写っていませんが)、87~88度で安定。
大丈夫だと思います。 高速道路も走る配送の車ですので、あらためて高速道路も一度走って様子を見たいと思います。
仕事に影響しちゃうからね。

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とりあえず完成。 少しだけ消耗品を交換予定ですが、それは追っかけで。
なんとか年内納車できそうです。

しかーし! スバルのエンジン整備以外はもうやりたくなくなってしまいました。 スバル恐怖症です。w
もうしばらく作業はしたくありません。(スバル愛好家の方すみません。 当方の技術力不足で恐怖症になってしまいました)

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  1. 2017/12/25(月) 00:30:41|
  2. 修理/整備
  3. | コメント:2
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コメント

お疲れ様です
恐ろしいことに、なってますね
ポルシェ級の作業なんでしょうね((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

こちらは山形行ってました
仕事ではないですm(__)m
  1. 2017/12/25(月) 01:13:04 |
  2. URL |
  3. へきる #-
  4. [ 編集 ]

へきるさん>いやいや、そんなこと無いです。 ただ単に自分のスキルの無さと、個人的に苦手なだけです。 慣れている人からしたら普通の作業だと思います。 普通の方はGTOの整備や改造はちょっと独特でイヤでしょうからね。w
  1. 2017/12/25(月) 09:25:38 |
  2. URL |
  3. KAZE #-
  4. [ 編集 ]

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