なかなかあまりない機会だと思います。 新車の全塗装・・・笑。
当初はもう少し早くに入庫して来る予定でしたが、遅れて入ってきました。
トラックを全塗装できるような広大な塗装ブースなんてものは持ち合わせていませんので、当然基本外での塗装になります。(一部塗装や外した部品は中で塗装します) なので、思いっきり天気や風の影響を受けてしまう作業ですので、梅雨入り前に作業をしないと出来ないよ!と行っていたにもかかわらず、梅雨直前に入庫してきました。 どひー! やめちくり~!
なので、結構大あわてでの作業でした。
ボロイ状態のを綺麗にするなら遠慮無くできますが、さすがに新車の塗装はハードル高いです・・・。 だって、失敗してもごまかしきかないじゃん!www

グダグダ言っていても始まらないので、とっとと作業開始です。
天気の良い内に早速バラしに入ります。
でもなぜか?ウチがトラックの作業をしようとすると、必ずといって良いほど風が強くなるんだよなぁ・・・。
先々月に大型トラックのキャビン塗装で2台続けて作業した際も強風で連日悩まされました。
この日もすごい風が強いです・・・。 (>_<)

とにかくジャンジャン外します。



すでに、色は会社の統一カラー(ダークブルーパール)で決まっていますので、外した部品から塗装に入ります。
足付け/脱脂作業の後、下色のライトブルーを塗装してから本色を入れて仕上げて行きます。
車両保管場所が、塩の影響を受けてしまう場所ですので、裏面も塗装、クリアーも4回厚めに塗装しています。


いくつかの部品(樹脂部品)で、元の白の上に塗装したら、クシャクシャに縮れてしまったパネルがいくつもありました。 フロントアッパーパネル、グリル、左右コーナー等・・・。
なにー!??? マジカ? 塗装の性質の関係なんでしょうかね? 水性塗料とかを使っているのかな?
よくある、缶スプレー塗装した上に塗装したらマスクメロンみたいになっちゃうアレです。
仕方ないので、一旦乾かして、研ぎ込んでからすこしづつ重ね塗りして再度縮れが出ないか?を確認しながら再塗装しました。
まさか新車の塗装でそんなの出るとは思わなかったなぁ・・・。びっくりした。 思わぬところで時間を食ってしまった・・・。
翌日、ブース入れ替えで今度はガンメタリック関係の塗装。 バタバタ忙しいです。

それが終わると、今度はもう1回ブルー系の塗装。 今度は先日塗装したパネルの表面の塗装です。


部品を乾かしながら、並行して荷台の足付けと塗装も行っていました。(忙しい・・・)
荷台も内側、外側、プロテク裏面と広範囲ですので、外での塗装はあわただしいです。 キャビンあげたり、荷台あげたり、下げたり、荷台やエンジンの上に乗ったりと、上下の移動も多いので、非常に疲れます。 もう塗り終わった頃は疲労困憊で夕方は事務所で倒れたまま動けませんでした・・・。笑



表面乾燥完了したら、一旦塗装ブースにバックから突っ込みます。 夜露などでクリアーがくすんでしまうのを防ぐため。
プロテクの高さも、ブース入り口の高さとスレスレ・・・。入って良かったぁ・・・。

一部追加塗装するところがあったので、夜間に荷台の作業。
こちらもクリアーてんこ盛りで塗装しておきました。 まあ、使えばすぐに傷だらけになっちゃうんですけどね。


連日ブルーの塗装ばかりしていましたから、手もこんなもんですよ。 ゾンビみたい・・・笑。(汚ったねーっていうな!)
- 関連記事
-
- 2018/06/08(金) 09:13:06|
- トラックネタ
-
-
| コメント:0