過去に何度もアップしています、GTO?です。笑。
今回は抜け抜けになってしまった車高調の交換と、リアハブベアリングの交換作業です。

車高調はオーナーさんにて手配持ち込み。
GTOはストラット形状ですので交換は難しくはありません。
ですので作業風景は割愛。

でもって、いきなりリアハブの作業からです。
※ハブASSYにて交換すれば作業は少し簡単ですが、ASSYの金額は結構お高いはずですので、今回は最小単位のベアリングとシール、カバー等の交換にて作業します。部品代もったいないもんね。

まずはキャリパーをよっこらせとどかしまして、ブレーキディスクを取り外します。
でもって、ドライブシャフトとの連結ボルト4本を取り外して準備万端。

ドライブシャフト側の方に32ミリだったかな?のナットで固定されているので、インパクトで外し、表からスライドハンマーでリアハブASSYを抜き取ります。 奥側のインアーベアリングとオイルシールはナックル側に残るので、後ほど打ち抜きます。

外れたハブASSY。 シルバーに光るABSセンサーギヤをプレスにて先に抜き出します。

アウター側のベアリングはかなりの圧入圧が掛かっているので、今回はサンダーで斜めに切り込みをいれて、タガネでたたき割りました。 残ったベアリングレースも同様にたたき割り摘出します。 その際にシャフトにキズを付けないように注意。
画像はアウターベアリング外のカバーを抜き取っているの画です。 SSTを使用。

プレスにて新しいベアリングを打ち込みます。 画像はアウター側のベアリング。

この後続けてABSセンサーギヤを圧入。

つづいて、インナー側のベアリングとシールの交換。 画像はシール部。 この奥にインナー側のベアリングが圧入されています。 ハブASSYが入っていた側から、SSTを使ってベアリングとシールを外に打ち出します。

外れたベアリングとシール。 この後逆の手順でくみ上げ。

で、完成!

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- 2018/07/26(木) 21:35:12|
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